2021年10月28日
映画『聖地X』完成披露試写会開催!!
この度、オール韓国ロケで送る、想像を絶する驚愕のエクストリームホラー『聖地X』(11月19日全国公開)がついに完成!10月28日にスペースFS汐留にて完成披露試写会が行われ、主演の岡田将生、共演の川口春奈、緒形直人、そして入江悠監督が登壇しましたことをご報告いたします。
数々の惨劇に見舞われる小説家志望の輝夫役の岡田。約2年前の韓国ロケを振り返り「韓国のスタッフの方々が、朝一にお茶飲み場で辛いカップ麺を食べている姿が可愛くて。そこから通訳を介してコミュニケーションが生まれた」と食事を通して絆を深めた様子。輝夫の妹で奇妙なことに巻き込まれる要役の川口も「みんなで朝ご飯を食べて、昼食もみんなで行った。食事のスケジュールが余裕を持って組まれていて、温かいケータリングなども用意してもらえた」と食事面での手厚いケアに感謝していた。
岡田と川口は初共演にして兄妹役。岡田は川口ついて「正直で嘘をつけない方。一緒に仕事をしていて気持ちがいい。兄として頼っている部分もありました」と好印象。それに川口も「撮影中は私のくだらない話を聞いてくれて、優しいお兄ちゃんでした」と笑顔を浮かべると、岡田は「プライベートな話などを聞いて『大丈夫、大丈夫』と相槌を打っていました」と仲睦まじそうだった。
二人の兄妹ぶりに緒形も「完全に兄と妹。撮影の合間も川口さんが岡田君のことをつっついたり、イタズラをする。しかも岡田君のいなし方が絶妙で優しい。年の離れた兄妹像が生れていました」と絶賛。一方、入江監督は川口について「撮影中は劇中に登場する犬とじゃれ合っていたのに、最後の最後に噛まれて落ち込んでいた」とハプニングを暴露すると、当の川口は「いきなりガブッと噛まれて。『なんだよ…』とショボンとしました」と残念そうだった。
イベント中にはTwitterで募集した未知(=X)なる質問も出題された。韓国での撮影について聞かれた岡田は「プールに落ちる場面では水が結構冷たくて。監督が何度も入らせるから睨んだりしました」と寒い季節に苦労もあったよう。川口は「韓国という異国の地ならではの撮影で、日本とは違う感覚で撮影ができました。居酒屋の外の場面ではなんとも言えない怪しい雰囲気が画から伝わって来て、ゾワッとしました」とヴィジュアル面に手応えを得ていた。
またホラー映画である本作にちなんで「幽霊はいると思う?怪奇現象経験は?」などと聞かれた岡田は「僕は信じていますね」、川口も「幽霊を見たことはないけれど、信じています」と肯定派。タイトルにちなんで「自分の聖地は?」との質問には「伊勢神宮!」と岡田は答えて「毎年1月には行く。パワーをもらって今年も仕事を頑張ろうという気持ちになる。コロナが落ち着いたらまた行きたい」とパワースポットを思ってコロナ収束祈願。川口は「私はどこでもいい。どこでも楽しめてどこででも眠れる。地元もいいですね。田舎は好きです」とナチュラル志向だった。
最後に入江監督は「奇跡的に撮れた映画であり、自分の監督生命を左右する作品だと思っています」と思い入れたっぷりで、緒形も「感想を呟く際は岡田さんの様に優しい感想を呟いてください」とジョーク交じりにPR。川口は「ジャンルはホラーですが、色々な見方のできる作品です。クスッと笑える部分もあるし、兄妹愛もある」とエンタメ作品としておススメ。岡田は「みんなと団結して作った映画で、ホラー映画ではあるけれど、色々なジャンルが含まれている。意外性もあってクセのある映画。是非楽しんで」と作品完成に喜びもひとしおだった。